2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

8月が終わる

8月も明日で最後。いよいよ9月。8月は400ページ以上の文庫本のみ読むというルールを課したが、9月はどうしようか。未読本が増えてきたし、とりあえずばんばん読みたいものを読んでいこうか。 「ブルータワー/石田衣良(徳間文庫)」を読了。今月10冊目、400…

「本棚2」を求めて本棚を探す

本好きという人種はとかく他人の本棚が気になるようで、今年1月には「本棚/ヒヨコ舎編(アスペクト)」が出版された。かくいう私も他人の本棚が気になるタイプなので、これを興味深く拝見した。そして、どうやらこれは好評だったようで、今月には早くも続編…

ホラーは苦手

幼い頃から怖いものが苦手だ。私にとって怖いものとは、いわゆる幽霊とか、怪談とかいわれるようなもののことで、今風に言えば「ホラー」に分類されるものだ。だから、テレビで放映される怪談特集や心霊写真の特集というような番組は、ひたすら無視し続けて…

終わった

北京オリンピックが終わった。テレビ各局では、まとめ番組の放送が始まっている。 「月読/太田忠司(文春文庫)」を読了。今月8冊目の読了本。400ページ以上の本としては、7冊目の読了本である。「月読」は、購入してからかなり長い間放置していた。確認し…

岩波文庫

岩波文庫から刊行されたはずの「江戸川乱歩短篇集」が書店で見つからない。と言っても、1軒しか探していないのだけれど。私自身も驚いたが、岩波文庫に江戸川乱歩が入るというのは大きな話題になっているようで、いろいろな方のブログで取り上げられている。…

共通点

「小説以外/恩田陸(新潮文庫)」を読了。タイトルの通り、恩田陸が書いた小説以外の文章を集めたものである。読む前はエッセイ集かと思っていたが、他の小説の解説文も多く含まれていることもあり、読後はそういう印象は少ない。「小説以外」を読んで、恩…

ゲット!

「シーセッド・ヒーセッド/柴田よしき(講談社文庫)」を読了。これまでよりもハナちゃんが説教くさいような気がしたが、前2作の内容をきちんと覚えているわけではないので、定かではない。でも相変わらず、心が何だかほっこりするような内容であった。次作…

秋の気配

400ページ以上の文庫本の5冊目として、「シーセッド・ヒーセッド/柴田よしき(講談社文庫)」を読書中。これは「花咲慎一郎シリーズ」の3冊目にあたるものだが、小説の世界は「村上緑子シリーズ」や「聖なる黒夜」等とつながっている。未読だが、「所轄刑事…

警察って恐い?

「震度0/横山秀夫(朝日文庫)」を読了。何回も前の部分を確認しながら読まなければならなかったので、時間がかかってしまった。 でも、警察って本当にこんな組織なのだろうか?横山秀夫の警察小説を読むといつも思うことなのだが、生き馬の目を抜くという…

恵文社一乗寺店

昨日は結局、諸々の事情(といっても大したことではない)で「第21回下鴨納涼古本まつり」はパス。ついでに行こうと思っていた「恵文社一乗寺店」にのみ参店した。お盆休み期間とはいえ、店内には多くのお客さんがいてびっくり。京都市内とはいえ、決して便…

納涼

2日ほど宴席が続いたため、この間まったく読書が進まず。現在読んでいるのは「震度0/横山秀夫(朝日文庫)」。 11日より「第21回下鴨納涼古本まつり」が、下鴨神社で開催されている。明日は夏季休暇の一環で休みを取る予定なので、行ってみようかと考えてい…

読み心地最高

400ページ以上の文庫本3冊目「名もなき旅/東直己(ハルキ文庫)」を読了。ススキノ探偵「俺」シリーズや畝原シリーズとは異なり、大きな盛り上がりがないまま淡々とストーリーは進む。本当は人間の欲望といったどろどろしたものが背景にあるはずなのに、そ…

「物語をつくるのなら、もっと本気でやらなくちゃ」

400ページ以上の文庫本2冊目「向日葵の咲かない夏/道尾秀介(新潮文庫)」を読了。内容は賛否両論あるようだけれども楽しむことができた。確かに読後感はあまり良くない。しかし、伏線の張り方・その回収の仕方はお見事。作中の「物語をつくるのなら、もっ…

大量購入(やや大げさ)

帰宅途中に再び本屋で文庫新刊をチェック。光文社文庫・幻冬舎文庫の新刊も出ていたので、文春文庫・小学館文庫の新刊と合わせて6冊購入。毎度のことながら、本を大量購入(大げさ?)するとストレス発散になる。ショッピングが好きな女性の気持ちがわかると…

どうでもいい悩み

400ページ以上の本の1冊目「御手洗潔対シャーロック・ホームズ/柄刀一(創元推理文庫)」を読了。はずかしいことに、御手洗潔シリーズの既読は「占星術殺人事件」のみだが、これを読んで本家の作品も読んでみたくなった。ホームズの方は、ワトスンの描かれ…

家族旅行

8月2日(土)から4日(月)にかけて、家族旅行に出たため読書は進まず。1日は「古本道場/角田光代+岡崎武志(ポプラ文庫)」を読了。これは400ページに満たない本であったが、7月末から読んでいたものなので勘弁してください。2日は今回の旅行の目的地のひ…