納涼

  • 2日ほど宴席が続いたため、この間まったく読書が進まず。現在読んでいるのは「震度0横山秀夫朝日文庫)」。
  • 11日より「第21回下鴨納涼古本まつり」が、下鴨神社で開催されている。明日は夏季休暇の一環で休みを取る予定なので、行ってみようかと考えている。2年前に行ったことがあるのだが、とにかくこの時期の京都は暑いのがネックである。おまけに下鴨神社は木が多いせいか蚊に刺される。ちょっと腰が引け気味である。
  • ところで、この時期は「納涼」という言葉をよく耳にしたり、目にしたりするが、実のところ正しい意味を知らないまま使ってきたような気がするので調べてみた。三省堂大辞林によれば、「(川べりや縁先などで)暑さを避けて涼しさを味わうこと」だそうである。思っていた意味と大きな違いはないが、古本まつりは果たして納涼なのだろうか。川や湖のような水辺で行われる花火大会ならば、「暑さを避けて涼しさを味わう」というのも理解できる。しかし、汗を流しながら本を探すことになるこの古本まつりは、ちょっと違うような気がする。下鴨神社の近くには川が流れているといわれればそうなのだが。