古城駅の奥の奥/山口雅也

  • カテゴリーは「先週の一冊」だが、これは正しくは「先々週の一冊」だ。
  • 先々週の一冊は、「古城駅の奥の奥/山口雅也講談社ノベルス)」としたい。途中からは何やらファンタジーのようになってしまったが、おもしろさには変わりがなかった。「ミステリーランド」のために書かれた子供向けの小説だが、大人が読んでもまったく違和感がない。
  • 物語の舞台は東京駅。どちらかといえば、新幹線の乗り換えに利用するイメージが強い駅だが、この作品を読んでからは、中を散策(探検?)してみたくなった。次の東京出張が楽しみだ。


古城駅の奥の奥 (講談社ノベルス)

古城駅の奥の奥 (講談社ノベルス)