本を買う
- 「たぶん最後の御挨拶」には、東野氏の本・出版業界・読者に対する思いが記されていた。要約すると、「図書館を利用して本を読むことは構わない。しかし、金を払って本を購入して読んでいる人がいるからこそ、本を出すことができるのだ」というようなことだ。まさしくその通り! 若干自分に都合の良い要約をしているような気もするが、まさに我が意を得た意を得たりというところである。
- 私は自分が読む本は、絶版のものを除いて、基本的に普通の書店(=新刊書店)で購入するようにしている。これは自分が購入することで少しでも作家をはじめとした、本に携わる人々に還元することができればと考えているからである。もちろん、現在の印税の仕組みにおいては、私が購入したことで作家の収入が直接増えるわけではないことは知っている。しかし、私が購入したことで、何かの拍子に増刷にでもなれば、とは思っている。検証不可能だけれど。
- だから、これからも自分が読む本は身銭を切って購入したい。これについて、家族(主に嫁)の理解が得られればいうことはないのだが…。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/01/31
- メディア: 単行本
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- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/20
- メディア: 文庫
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