どうなる?
- 大沢オフィス公式ホームページ「大極宮」の9月12日付「週刊大極宮第364号 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー」によると、京極氏の「姑獲鳥の夏」から始まる講談社ノベルスのシリーズ13タイトルの版元を変更することとしたらしい。これにともなって、講談社ノベルスでは今後増刷をせず、現在の在庫で打ち切りとなるらしい。
- ここで京極氏が書いていることを要約すると以下のような感じ。
『姑獲鳥の夏』から始まる「百鬼夜行シリーズ」あるいは「妖怪シリーズ」、時に「京極堂シリーズ」などと呼ばれている講談社ノベルスのシリーズ13タイトルはそっくり版元を変更。
シリーズの次作に予定されている『鵺の碑』は、講談社ノベルスからではなく、他の出版社から、別な形で刊行される。
講談社ノベルス版「百鬼夜行シリーズ」13タイトルは、現在の在庫分をもって打ち止め。(増刷を中止)以降、百鬼夜行シリーズの続刊も引っ越し先が版元となる。
文庫版・分冊文庫版が講談社文庫はそのまま継続して販売される。
『邪魅の雫』も来年には文庫版・分冊文庫版が発売される予定。
講談社ノベルスでは新しい企画を模索する。
- 何かあったのだろうか?確かに最近の講談社ノベルスは、上梓されるものの内容が以前と変わってきているように感じていたので、そのせいだろうか?「講談社ノベルスでは新しい企画を模索する」と書かれているから、このシリーズが講談社ノベルスとあわなくなっていると感じられたのかもしれない。まあ、下種の勘繰りはやめよう。