少し後悔
- 「ねむりねずみ/近藤史恵(創元推理文庫)」を読了。ガチガチの本格ミステリではないけれども、これは良かった。歌舞伎に無知であることも何の問題にもならなかった(もちろん知っているに越したことはないが)。そして、この歌舞伎シリーズを今まで敬遠していたことをちょっと後悔してしまった。近藤氏の作品は9月に入って5冊目。完全にはまっている。
- 「ねむりねずみ」は、最初に明かされた真相のところではずっこけそうになってしまったけれども、本当の真相はとても悲しいものであった。こんな役者さんが本当にいるのかどうかは知らないけれど。これに続く歌舞伎シリーズは「散りしかたみに」という作品らしいが、現在は新刊では手に入りにくいようである。できれば、刊行された順番に読みたいのだが、仕方がないのでひとつ飛ばすことにしようか。3作目と4作目は例によって購入済みだし。
- 現在は「ナイチンゲールの沈黙」を読書中。前作の「チーム・バチスタの栄光」もそうだったけれども、なぜ文庫は上下巻に分冊するのだろう?1冊にしてもそれほどのページ数ではないと思うのだが…。
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2000/11/17
- メディア: 文庫
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