マンハッタン・オプ 4/矢作俊彦

  • 悩んでいる。先週の一冊をどれにするか決められない。
  • 「赤い指/東野圭吾」も良かった。「夜光虫/横溝正史」は、初めて読んだ金田一耕助の登場しない横溝作品だったが、素直におもしろかった。もちろん「獄門島横溝正史」も捨てがたい。でも、やっぱりこれだ!
  • というわけで、先週の一冊は「マンハッタン・オプ 4/矢作俊彦」に決めた。なんといっても、作品全体を包む雰囲気が良い。解説にも書いてあったが、街の描写などで語られるたとえが実に洒落ている。でも、このシリーズはこれで最後。もうこれ以上読めないのである。本当にさびしい。
  • また最初から読み直してみたいと思っているが、未読本の数を考えるといつのことやら…。