親不孝通りラプソディー/北森鴻

  • 今回の「先週の一冊」は、「親不孝通りラプソディー/北森鴻実業之日本社ジョイ・ノベルス)」だ。3冊しか読んでいないとはいえ、内容の濃いものばかりだったのでかなり悩んだ。が、次作への期待をこめてこれに決めた。

  • しかし、ここで書かれている高校生の主人公の行動のハチャメチャぶりはすごい。こんな高校生いるか?というくらい。いるのかな?いないよな?いくらなんでも。
  • 上にも書いたとおり、次作が楽しみになるラストだった。本作「親不孝通りラプソディー」は、時間的には前作「親不孝通りディテクティブ」より前の話だ。したがって、次作は「親不孝通りラプソディー」だけでなく、「親不孝通りディテクティブ」にとっても続きの作品となる(はず)。「親不孝通りディテクティブ」が気になる終わり方だっただけに、次作が気になって仕方がない。早く読みたい!