陰陽師 瀧夜叉姫/夢枕獏

  • 細々続く新企画。先週の一冊は、「陰陽師 瀧夜叉姫/夢枕獏(文春文庫)」だ。先週の時点では、上巻しか読了していないが、すでに下巻も読み終わったのでこれにしたい。といっても、先週は二冊しか読んでいないんだけどね。
  • 夢枕獏氏の陰陽師シリーズは、ほとんどが短編だ。「陰陽師 瀧夜叉姫」以外の唯一の長編「陰陽師 生成り姫」を読んだときは、このシリーズは長編より短編の方が良いと感じたが、「陰陽師 瀧夜叉姫」を読んでその考えを改めた。長編もおもしろい。文字が少ないとはいえ、上下巻の長さがまったく気にならなかった。
  • あとがきに書かれていたが、この作品は、もともとは映像化を意識したものだったらしい。確かに映像化したら合いそうだ。アクションシーンも多いし。ぜひとも映画化してほしいが、実現していないところを見ると、無理なのかな?

陰陽師 瀧夜叉姫 上 (文春文庫)

陰陽師 瀧夜叉姫 上 (文春文庫)

陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫)

陰陽師 瀧夜叉姫 下 (文春文庫)