短すぎる
- 腰が重かったのは自然治癒した。良かった。整体師探偵を読んだだけで整体の効果があったのかもしれない。
- 「下北サンデーズ/石田衣良(幻冬舎文庫)」を読了。これは昨晩のこと。さらに昨日帰宅途中に購入した「この島で一番高いところ/近藤史恵(祥伝社文庫)」を、今朝の通勤中に読了。「下北サンデーズ」は、演劇の世界が舞台。演劇についてはまったく無知なので初めて知ることも多く、そういう意味でも楽しめた。ただ、物語の方はちょっと上手く行きすぎなのでは?と思わなくもない。また、読んでいる途中に、何かに似ているという感覚がずっとあったのだが、読了してから同じ石田氏の「秋葉原@DEEP」であることに気がついた。もちろん、ストーリーは全然違うのだが、話のテンポとか、雰囲気とかが似ているように感じた。
- 「この島で一番高いところ」は2000年に祥伝社文庫15周年記念の特別企画として刊行された400円文庫の1冊。本作品は「無人島」というテーマに分類されており、他には「puzzle/恩田陸」「なつこ、孤島に囚われ。/西澤保彦」「生存者、一名/歌野晶午」がある。実は他の3作品は既読であったので、近藤史恵にはまったことで、意図せずにテーマ「無人島」をコンプリートすることができてしまった。
- 400円文庫という制約のせいであるが、やはりいかんせん「この島で一番高いところ」は短すぎる。もっとページ数を使う方が、良いサスペンスになるのではないかと思うと少し残念だ。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 文庫
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- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 文庫
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