掘り出し物

• 栗田BOOK-SITEで、10月の文庫刊行予定を確認。「ジェシカが駆け抜けた七年間について／歌野晶午（角川文庫）」「HOMETOWN／小路幸也（幻冬舎文庫）」「フェティッシュ／西澤保彦（集英社文庫）」「鏡の国のアリス／広瀬正（集英社文庫）」「ママの狙撃銃／荻原浩（双葉文庫）」「灰色のピーターパン／石田衣良（文春文庫）」は購入決定か。広瀬正のすでに復刊された2冊は未読状態だというのに…。

• 「キリオン・スレイの生活と推理／都筑道夫（角川文庫）」を読了。30年以上前の短編集だがおもしろい。8月の角川文庫の恩田陸編集長推薦ということで復刊されたものを読んでみたのだが、これは掘り出し物だった。恩田さん、ありがとう。奥付を確認すると、昭和52年10月初版発行、平成20年改版再版発行となっているので、正しくは復刊ではないのかもしれない。他の「キリオン・スレイシリーズ」もこれに続けて復刊してくれないだろうか。

キリオン・スレイの生活と推理 (角川文庫)