来月の誓い

  • 未読本がたくさんあるので、次に読む本を決める際にはこの中から取捨選択することになるのだが、どうもここのところ、最近買った本の中から選んでしまう傾向が強い。つまり、会計でいうところの「後入先出」である。それに加えて、あまり厚くない本を好んで選んでいるような気がする。結果として、長い間寝かしている厚い本が増えてきている。たとえば、「中村雅楽探偵全集」は5巻すべて未読である。
  • というわけで、厚めの未読本を消化するために、8月の読書にはルールを設けることにした。それは、「400ページ(文庫本換算)に満たない本は読まない」である。最近の文庫本は文字が大きく行数も少ない(特に講談社文庫)ものが多いので、古めの創元推理文庫などとは比較するのは難しいが、とりあえずページ数にしばりをかけることにした。これで、長く寝かしている未読本の消化を図る所存である。
  • しかしそれにしても、最近の文庫本(特に講談社文庫だ!)の文字がやけに大きく、1ページあたりの行数が少ないのは何とかならないものか?文字が大きい方が読みやすいのは理解するが、ちょっと度が過ぎていないか?文字を大きくして行数を減らすことでページ数を増やし、その分価格を高くしているような気がしてならない。また、ページ数が多くなると保管する際に場所を取るのも困る。読んだ本をなかなか売ることができない性格なので、本当に困ってしまうのである。