読むのがつらい

  • 「シシリエンヌ/嶽本野ばら新潮文庫)」を読書中。なかなか進まない。だって、読むのがつらくて…。内容がつらいのではない。読んだ方ならばご存知だと思うが、性描写の多さに食傷気味なのである。「エミリー」や「ロリヰタ。」などとは全然違う。物語の根本は同じなのかもしれないが、まとっているものが違いすぎる。読了後は、根本が同じであることがわかるかもしれない。そうであることを期待している。
  • ところで、「シシリエンヌ」は嶽本野ばら氏の出身地である京都が舞台だが、登場人物は京都の言葉をまったく使っていない。いまのところ関西弁を使う登場人物はひとりだけだ。京都弁あるいは関西弁が嫌いなのかな?