寒い日には講談社ノベルス？

• 読書のペースは比較的好調。それにしても寒い。

• 自宅近所の書店がリニュアルしたことは書いたが、自宅から自動車で手軽に行ける範囲にいくつかショッピングモールが新規にオープンした。広告によれば、それぞれにかなり大きな書店が入店しているようだが、おそらくオープンしたてのうちは渋滞が恐ろしいことになっていると思われるので、今のところ足を向けられていない。近いうちに訪問したいものだ。

• さて、最近読了した本は以下の通り。

• 「まだ殺してやらない／蒼井上鷹（講談社ノベルス）」
  • 違和感を覚えるところもあったが、がかなり凝っていて、おもしろい。今後にも期待。すでに「最初に探偵が死んだ（実業之日本社ジョイ・ノベルス）」もスタンバイさせている。

• 「毒草師　QED Another Story／高田崇史（講談社ノベルス）」
  • いつものメンバーは登場しないが、歴史に関する薀蓄が多すぎず、昔のQEDに戻ったようで良い感じ。

• 「目薬αで殺菌します／森博嗣（講談社ノベルス）」
  • なんだかよくわからなかった。この先どこに行こうとしているのか。でも、ネットで見ると結構高評価。読み方が浅いのか？

• 「退出ゲーム／初野晴（角川書店）」
  • 初野氏の作品は「水の時計」のみ既読だが、全然雰囲気が違う。「水の時計」もおもしろかったが、こちらもおもしろい。ネットでの評判が良かったので、珍しく単行本を購入して読んだが、読んで良かった。今後のシリーズ化に期待。

• 「バスジャック／三崎亜記（集英社文庫）」
  • なんともいえない不思議な世界。「となり町戦争」でも感じたが、本書でも全編で静謐さを感じる。ストーリーも良かった。個人的には「となり町戦争」より断然高評価。

• それにしても、最近は講談社ノベルスの読書率が高いな。

まだ殺してやらない (講談社ノベルス ア AF-01)

毒草師 QED Another Story (講談社ノベルス)

目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)

退出ゲーム

バスジャック (集英社文庫)