初恋ソムリエ/初野晴

  • 今年最後の先週の一冊。
  • 「初恋ソムリエ/初野晴角川書店)」か「追想五断章/米澤穂信集英社)」かで悩むところだが、ここはひとつ「初恋ソムリエ」としたい。理由は単純におもしろかったから。そして、続きを期待させてくれるからだ。
  • 例によって前作の内容をほとんど覚えていなかったのだが、読み進むうちに内容やキャラ設定を思い出すことができた。もちろんすべてではないが。
  • とりあえず次作にも期待しています。


初恋ソムリエ

初恋ソムリエ

先週のまとめ

  • 今年最後の先週のまとめ。先週もなんとか5冊を読了することができた。相変わらず、ページ数が少ないものばかりだけれど。

2009年12月21日 - 2009年12月27日の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1286ページ

工学部・水柿助教授の解脱 (GENTOSHA NOVELS)工学部・水柿助教授の解脱 (GENTOSHA NOVELS)
読了日:12月21日 著者:森 博嗣
地下街の雨 (集英社文庫)地下街の雨 (集英社文庫)
読了日:12月23日 著者:宮部 みゆき
罪灯 (創元推理文庫)罪灯 (創元推理文庫)
読了日:12月24日 著者:佐々木 丸美
初恋ソムリエ初恋ソムリエ
読了日:12月25日 著者:初野 晴
追想五断章追想五断章
読了日:12月26日 著者:米澤 穂信

読書メーター

恵文社一乗寺店

  • きのうは会社帰りに恵文社一乗寺店の冬の大古本市をのぞいた。ここへ行くと時間がたつことを忘れてしまう。それくらい他とは異なる書店だ。「こんな本があるんだ」というような感じで、実に楽しい時間がすごせる。それだけ、いつもは欲しい本しか見に行っていないということかもしれないけれど。
  • で、久しぶりに行った記念に3冊購入。珍しく非小説ばかり。古本ではないけれど。
  • ひとつは同店店長が書かれたエッセイ「本を開いて、あの頃へ/堀部篤史(mille books)」。他の書店では見つけられなかったが、ここではもちろん平積み。もう一つが「女子の古本屋/岡崎武志筑摩書房)」。以前から読んでみたかったが、保留していたもの。この店の魔力に背中を押されて購入。最後が「写真がもっと好きになる。/菅原一剛(ソフトバンククリエイティブ )」。これも以前から気になっていた本。最近また写真にも凝りはじめているので、この機会に購入。これからは写真もがんばります。
  • 日頃、文庫しか購入しないのに珍しく単行本が中心となってしまった。こんな買い方をしてしまうのも、この店の魔力にして魅力なのだと思う。

陰陽師 夜光杯ノ巻/夢枕獏

  • 今日は祝日。でも私の勤め先は、そんなことどこ吹く風で営業だ。こういう日は電車がすいているのはうれしい。さあ!先週の一冊だ。
  • 「ブラックペアン1988/海堂尊」とどちらにするか悩んだのだが、やはりこちらにした。「陰陽師 夜光杯ノ巻/夢枕獏(文春文庫)」だ。
  • もはやマンネリとしかいえない部分もあるが、そんなことはどうでも良い。好きだから。そして、なんとも言えず好きな、『「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。』がほとんどすべての話にあったのも妙にうれしかった。
  • 1月には新しい単行本も出るようだ。まだまだ新しい話を読めるということも非常にありがたいことだ。


陰陽師 夜光杯ノ巻 (文春文庫)

陰陽師 夜光杯ノ巻 (文春文庫)

先週のまとめ

  • 先週のまとめ。先週もなんとか5冊読むことができた。「ブラックペアン1988」の上下巻化のおかげも大きい。
  • 明野照葉氏の作品をはじめて読んだが、あまり合わないかも。つまらないということはないけれど、読むペースが上がらなかったのも事実。他の作品はどうなのだろう?

2009年12月14日 - 2009年12月20日読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1416ページ

いっぺんさん (ジョイ・ノベルス)いっぺんさん (ジョイ・ノベルス)
読了日:12月14日 著者:朱川 湊人
澪つくし (文春文庫)澪つくし (文春文庫)
読了日:12月16日 著者:明野 照葉
ブラックペアン1988(上) (講談社文庫 か 115-1)ブラックペアン1988(上) (講談社文庫 か 115-1)
読了日:12月17日 著者:海堂 尊
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫 か 115-2)ブラックペアン1988(下) (講談社文庫 か 115-2)
読了日:12月18日 著者:海堂 尊
陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫)陰陽師―夜光杯ノ巻 (文春文庫)
読了日:12月20日 著者:夢枕 獏

読書メーター

ちょっとした疑問

  • 海堂尊氏の「ブラックペアン1988」を読了した。内容自体はとてもおもしろく満足なのだが、なんで上下巻になっているんだろう?
  • 海堂氏の文庫は大概そうだ。ちがうのは「夢見る黄金地球儀」くらい。宝島社だけなのかと思っていたが、角川文庫もそうで、講談社文庫も追随したような感じ。
  • 何か意味や理由があるのでしょうかね。

僕たちの旅の話をしよう/小路幸也

  • 今回の先週の一冊は、涙をのんで「あかんべえ/宮部みゆき」をあきらめ、「僕たちの旅の話をしよう/小路幸也」に決定。
  • それほど期待をせず、「小路幸也作品だから」「帯では金原瑞人氏が推薦してる」ということに背中を押されて購入したのだが、これは大当たりだった。内容的には児童文学の範疇なのかもしれないが、大人が読んでもまったく問題ない。むしろ読むべき!
  • 本当に良い小説と出会えたと思う。これだから読書はやめられない!